スマートフォン(アイフォン)活用編  ※スマートフォンの操作説明は、アルファベット表記が多いため、音声や点字での確認が効率的に行えるようにカタカナ表記に置き換えています。 各単元の最初のみカタカナの後にアルファベット表記をカッコ内に書いています。 04 浸水ナビを使って水害シミュレーションを見てみよう 1 浸水ナビを知りましょう 1-A 浸水ナビとは? 1-B 浸水ナビで出来ること 2 浸水ナビの準備をしましょう 2-A 浸水ナビを検索しましょう 2-B 浸水ナビをブックマークしましょう 2-C 浸水ナビをホーム画面に追加しましょう 3 浸水シミュレーションを活用しましょう  3-A 浸水シミュレーションの条件 3-B 想定破堤点を調べよう 3-C 浸水想定を調べよう 3-D 河川の水位情報を調べよう 3-E よくあるご質問 3-F 問い合わせ先 1 浸水ナビを知りましょう ここでは、浸水ナビの概要についてご説明いたします。 1-A 浸水ナビとは? 「浸水ナビ」とは、浸水のシミュレーションを地図上に表示するウェブサイトです。 洪水時の被害を最小限にするためには、住民のみなさん一人一人や企業などが平時より水害による被害のリスクを認識したうえで、 氾濫時の危険個所についての情報を知っていただくことが何より重要です。 国土交通省では、 国や都道府県が行った,河川の浸水シミュレーションの結果を「浸水ナビ」として公表しています。 1-B 浸水ナビで出来ること 次に浸水ナビでできることについてご説明いたします。 浸水ナビからわかることは3つあります。 1つ目はどの河川でどの場所が決壊(破堤)したらご自宅や会社が浸水してしまうのか知ることができます。 2つ目は堤防決壊(破堤)後、どこが、いつ、どの程度浸水するのかの変化をアニメーションやグラフで見ることができます。 3つ目は大雨の際にどこの水位観測所を見ておけばよいのかがわかります。また、現在の水位がわかるホームページにもリンクしています。 それぞれどのように使うことが出来るかは、後でお話します。 浸水ナビを利用して、皆さんの身のまわりの水害のリスクを確認しておきましょう。 2 浸水ナビの準備をしましょう ここでは、浸水ナビを利用する準備についてご説明いたします。 2-A 浸水ナビを検索しましょう 浸水ナビを利用するために検索から始めましょう。 ①ホーム画面から「Safari」をダブルタップします。 ②画面下部にある検索用の枠をダブルタップします。 ③「浸水ナビ」と入力してください。 ④画面右下のボタン「開く」をダブルタップします。 ⑤検索結果の中から見たい項目をダブルタップします。 ⑥浸水ナビが表示されます。 2-B 浸水ナビをブックマークしましょう 続いて、ブックマークの仕方について説明します。 ブックマークとはよく閲覧するページを登録し、簡単に表示できるよう保存しておく機能です。 ①画面下部中央にある「四角に上矢印」をダブルタップします。 ②メニューの中から「ブックマークを追加」をダブルタップします。 ③画面右上にある「保存」をダブルタップします。 次にブックマークをしたページを開いてみましょう。 ①画面下部の「本のマーク」をダブルタップします。 ②開きたいページをダブルタップします。 ③見たい画面が表示されます。 2-C 浸水ナビをホーム画面に追加しましょう ホーム画面に追加しておくとすぐに開く事が出来て、便利になります。 ①画面下部の「四角に上矢印」をダブルタップします。 ②メニューの中から「ホーム画面に追加」をダブルタップします。 ③画面右上の「追加」をダブルタップします。 ④ホーム画面に追加が完了です。 3 浸水シミュレーションを活用しましょう  ここでは、浸水シミュレーションの活用の仕方をご説明いたします。 3-A 浸水シミュレーションの条件 国土交通省が示す浸水シミュレーションの条件についてご説明いたします。 「浸水ナビ」で表示する浸水シミュレーションの結果は、 想定し得る最大規模の降雨などにより、仮に堤防が決壊した場合や川の水が堤防などを 乗り越えてあふれ出した場合の、浸水域の広がりや浸水深の変化を示すものです。 なお、注意点として以下の3点があります。 1点目は、浸水ナビでは、浸水シミュレーションデータが掲載されている河川のみ検索可能です。 2点目は、浸水ナビは浸水シミュレーションのデータを編集等せずに掲載しているため、 河川管理者が公表している図面と差異が生じている場合があります。 3点目は、想定される降雨を超えた大雨となった場合などには、 氾濫の広がり方等がシミュレーションで表示されるものとは異なる場合があります。 3-B 想定破堤点を調べよう 想定破堤点を確認する方法についてご説明いたします。 ①「浸水シミュレーションを確認する」をダブルタップします。 ②画面左上の「三本線」をダブルタップします。 ③検索用の枠をダブルタップします。 この検索では、駅等の地名、市区町村名、河川名、緯度経度など様々な条件で検索が出来ます。 ④「多摩川」と入力し「虫眼鏡マーク」をダブルタップします。 ⑤検索結果の中から、調べたい場所の「表示」をダブルタップします。 ⑥想定破堤点が表示されます。 河川名で検索した場合、河川の想定破堤点が全て表示されます。 画面上で二本指を開いたり閉じたりすることで地図を拡大・縮小することが可能です。 3-C 浸水想定を調べよう 次に浸水想定を確認する方法をご説明いたします。 ①破堤点を表示した状態で画面左上の「三本線」をダブルタップします。 ②画面を下から上にスクロールします。 ③破堤点リストの中から浸水想定を見たい破堤点をダブルタップします。 ④青いチェックマークが入ったのを確認して上から下にスクロールします。 ⑤画面左上の「バツ印」をダブルタップします。 ⑥浸水想定がグラデーションで表示されます。 ※色が赤いほど水深が深いという事です。 ⑦地図上で破堤点を直接ダブルタップすることでも浸水想定を見ることができます ⑧浸水想定を表示した状態で地図上をダブルタップするとその地点の水深を画像で確認できます。 3-D 河川の水位情報を調べよう 次に、河川の水位情報を確認する方法をご説明いたします。 ①確認したい破堤点をダブルタップします。 ②表示される青文字「現在の水位状況(川の防災情報へリンク)」をダブルタップします。 ③画面が切り替わり現在の水位が確認できれば完了です。 ③の工程で、国土交通省「川の防災情報」という別のサイトへとジャンプします。 こちらのサイト上で確認が出来ない場合は、「川の防災情報」側のサイトの問題である可能性があります。 場所によっては水位が「閉局」となっている場合がありますので、近くで水位が確認できる観測所があれば、そちらをご確認ください。 3-E よくあるご質問 よくあるご質問についてご説明いたします。 住んでいる市区町村から配布されたハザードマップとは異なる情報が表示されます。どちらが正しいでしょうか? というご質問をいただきます。 ご回答としては、「浸水ナビ」は、国や都道府県の機関が作成した浸水シミュレーションの結果をまとめたウェブサイトですが、最新の情報ではない可能性があります。 洪水のリスクに関する最新かつ詳細な情報については、必ず、市区町村が作成するハザードマップをご確認ください。 3-F 問い合わせ先 浸水ナビを利用するための動作環境、操作方法、最新情報などは下記ホームページをご参照ください。 浸水ナビホームページ https://suiboumap.gsi.go.jp/ また、その他ご不明点等ございましたら、下記担当までご連絡ください。 国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室 国土交通省 国土地理院 応用地理部 地理情報処理課 〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 (代表電話) 029-864-1111 以上で浸水ナビについての説明は以上です。